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ママ友トラブルで悩んだことがある、今まさに悩んでいるお母さんは少なくないと思います。
子供が未就学児のとき、幼稚園のとき、小学校、中学校、、その時々でトラブルの内容も少しずつ変わってくるでしょう。
人間関係にも色々ありますが、
「子供」と「お母さん」
といういつもセットのような立場で他のお母さん方だったりお子さん達に接するとき、「自分だけ」のことでは済まされないことが多々ありますよね。
親と子供「一心同体」というような感じでしょうか。
自分だけだったらそのトラブルはなんとか解決できることであっても、子供が絡むとややこしいことになったりすることも多いですし、逆もしかりで親が絡むとややこしくなることもありがちです。
私はママ友には恵まれていたほうだと思いますが、そんな中でもやはり今まで2人の子供たちの子育てをしていくなかで、色々なお母さんが居ましたから「ママ友トラブル」といえるものもありましたし、他のママ友のトラブルも色々聞いたり見たりしてきました(1冊の本が作れるのではないかと思うくらいです)
私の子供達は親の都合で幼稚園、小学校とどちらも引っ越しのため、転入したり転校したりで、仲が良いお友達とお別れしたり淋しい思いをさせてしまったかもしれません。
そしてその分色々なママたちと過ごしてきました。
それぞれの置かれている環境、価値観が違うだけで、あなたは悪くないかもしれないし、どんなにひどいことを言われたりされたりしてきても、葛藤もあると思うのですが簡単に誰かを悪者にしてはいけないと思うようになりました。
「物事に善悪をつけてしまうと一人一人の心の平和が得られない」
という言葉が最近たまたまママ友たちの間で話題になり考えさせられました。
きれいごとに聞こえるかもしれない。
でもいつまでも心の平和を得られないことほどつらいものはありませんよね。
私にも
「もう二度と会いたくない」
と思うような親子がいましたが、きっとその親子も闇が深いほど悩んでいたのだろうと今ならそう思えます。
ママ友に限らず
「もう二度と会いたくない」
と思う人は過去にもいたな~と思うのですが、そのときは若気の至りだったり、感情に任せて良い別れ方が出来なかった人がいたとしても、時間がしばらく経ったときに
「どうしてるかな?」
と懐かしく思えるようになったりもするものです。(数年、数十年かかったりしますが)
【それぞれの置かれている環境や価値観の違いでおこるママ友トラブル】
とても教育熱心な地域に住んでいたことがあります。
何度か引越ししているとわかるのですが、地域によってもお母さん方やお子さん達の雰囲気がやはり違います。
なのでママ友トラブルは置かれている環境が理由のひとつである場合もあると思います。
小学校のとき子供と仲良くしている、と思っていた子がいました。
あるとき、そのお母さんが突然家に来たことがありました。
わざわざ家に来るくらいなので大事な話があるのかなと思いました。
ママ友「昨日のテストの件なんだけど、、」
私「テスト?」
あぁ、そういえば昨日その子と息子がテストの話をしていたんだっけ。
ママ友「あれ、嘘なんです」
私「え?」
何が嘘なのかまるでわかりませんでしたが、ママ友の雰囲気がただ事ではありません。
ママ友「自慢じゃないのよ、うちの子いつも100点なんです」
私「・・・」
正直、他のお子さんのテストの点数は気にしていなかったので驚きもしなかったのですが、いったいこのママ友は何が言いたいのだろう?まさかいつも100点ということをわざわざ伝えにきたの?面と向かってこんな風に言われたことがなかったので「良かったですね」としか返す言葉が見つからないんだけど何て言うべきかな?と話の先が気になってしょうがなかったので、無言で次の言葉を待ちます。
ママ友はここで私が良くも悪くも驚きもしなかったことに少し動揺していたように見えましたが、
ママ友「昨日のうちの子のテストの点数は嘘なんです」
私「嘘、、?」
まだ話の内容がつかめません。
ママ友「うちの子ね、いつも〇〇くん(私の息子)に嘘の点数を言うのがしんどいらしくて」
私「嘘の点数、、?」
なるほど、どうやら昨日息子がその子よりも良い点数を取ったらしいのです。
【お母さんを裏切らない子供&嘘をつくのは「寄り添ってほしい」から?】
ママ友「うちの子、たまに一度や二度ケアレスミスはあるけど、いつも100点なんです。だけど〇〇くんよりもテストの点数をいつも悪く言うのがしんどくなったみたいで。よく子供同士でテストの話をしているみたいだし」
ママ友のお子さんが私の息子に気を使って、息子の点数よりも悪くいうのがしんどくなった、ということらしいのです。
私(それなら嘘をつかないように親子で話し合ったらいいのでは?)
と言いたい気持ちを抑えて、
私「そうですか、わかりました。子供にはもうテストの点数の話はしないように話しておきますね」
と言いました。
それでもママ友は納得していないようでした。
しんどい思いをしていたのだからお詫びをして欲しい、と思っていたのだと思います。
でも私は謝る必要はないと思ったので謝りませんし、子供によく話しておくことを何度も伝えてなんとかお引き取りいただきました。
テストの点数を子供同士が話す、ということはよくあることだと思うのですが、そのママ友のお子さんが嘘をついていたということ、しんどい思いをしていたことは本当だとしても気付きませんでした。
とても教育熱心なママ友でした。
そしてお母さんの期待を裏切らない優秀なお子さんでした。
しかし、この出来事をきっかけに私はこのママ友とは価値観がやっぱり違うんだなとあらためて実感することになりました。
教育熱心なことは良いことだと思うのです。
でも一方的に他の子と比べたりすることは精神的にも親子でこれからどんどんつらくなってくるのではないかな?とも思いました。
嘘をつくということ、嘘も方便という言葉もありますが、そのお子さんはどんな気持ちでそんな嘘をついたんでしょうか。
そもそも本当にママ友のお子さんは嘘をついていたのでしょうか?
それともママ友が嘘をついているのでしょうか?
どちらにしても嘘をつかなくてはいけない理由があったのでしょう。
【あとがき】
我が子にそのことを説明するのも難しかったのですが、今後もこういうことがあってはいけないと思い、ちょうど面談の時期でもあったので先生にも一部始終をお話しました。
先生は大変驚いていましたが、今後また何か子供同士のトラブルがあった場合、基本的には子供同士で話し合ってトラブルを解決するのですが、このママ友親子に限ってはまず子供同士でトラブルがあった場合、親の私に最初に内容を話してもらうようにも先生に伝えました。
子供だけでは解決できないこと、ママ友トラブルは第三者に聞いてもらったり入ってもらうことがいいときもあります。
幸い私の子供達が通っていた学校は熱心に対応してくれました。
どんな小さなことでも気になったことは連絡帳なり電話なり直接でも先生に報告しておくということもいいと思います。
そうすると先生が気にかけてくれるようにもなりますし、具体的な状況を把握しやすいからです。
仲の良いママ友に助けられたこともありました。
ひとりで悩まず、そしてあなたが悪いわけじゃない。
誰かを悪者にしてもいけない。
悪者にしてはいけないけど、最初はそうはなかなか思えないときのほうが多いかもしれません。
でもそう言わせてしまうほど、自分にも至らないところがあったのかもしれない、と思いを巡らすこと、反省点を見つけることは自分の子供と向き合うきっかけにもなり、今後のママ友トラブル回避に繋がったりします。
子供たちにも
「何か困ってることない?何でも言ってね」
と、ときどき私からも話を聞くようにしています。
もちろん明らかにどちらかに非がある場合もあります。
言うべきときにはきちんと言えることも大切だと思います。
今回のママ友トラブルで感じたことは
ただ価値観が違っただけ。
置かれている環境のせいだったのかもしれない。
子供の学年やクラスによってもママ友のカラーが違いますし、トラブル続きのクラスに当たってしまったり、トラブル無縁のクラスもあったり、、ママ友トラブルは子育てしていると、巻き込まれたり、避けられないときもあるかもしれませんが、感情に任せず冷静に見渡してみると見えてくるものがあるかもしれません。
最後までお読みくださり、ありがとうございます(*^^*)
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