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お盆ですね。
お墓参りに行かれた方や、お墓参りに行けなくても、心のなかで故人に思いを馳せていらっしゃる方も多いと思います。
私にも生きている中でいくつかのお別れがありました。
そしてずっと気になっていたことがありました。
私が大好きだった人たちは、自分や近しい人の誕生日だったり、伴侶の命日だったり、そういった意味のあるような日に亡くなることが多かったのです。
そして人が亡くなるときというのは、突然であることが多いので言い残したことはなかったかな?ちゃんと伝えられたかな?と未練とも似たような気持ちになることも多いのではないかと思うのです。
すごく悲しくて、泣き疲れてしまうほど泣いて、心にぽっかり穴が空いてしまうようなお別れや、逆に泣きたいのに泣けないお別れもありました。
ふと、
「亡くなった日には意味があるのだろうか?」
そんなことを思いました。
そんなとき出会ったベストセラーにもなった本が、かげした真由子さんの「命日占い」
「故人が亡くなった日、そこには今生きているあなたと故人を紡ぐ物語がある」
とても衝撃を受けたのと同時に、もしも生きているあなただからこそ受け取れる故人からのメッセージがそこにあるとしたら?
残された私たちにしか受け取れないメッセージがあるとしたら?
でもこの「命日占い」は未来を予言する占いではない。
誕生日占いとは真逆の命日占い。
そして故人のためのものではなく生きているあなたのための命日占い。
その日からあなたのなかで止まったままの時計の針を動かすための10個の星占い。
過去に光を当てて、今生きているあなたがもう一度、自分の人生を見つめ直し、前を向いて歩いていけるように☆
- 【亡くなる前の日の夜に枕元に会いに来てくれた祖父】
- 【9時間かけて祖母に会いに行った夜、風もないのにロウソクの炎が大きく揺れる】
- 【あとがき|命日占いからわかる故人とあなたの10個のそれぞれの物語とは】
【亡くなる前の日の夜に枕元に会いに来てくれた祖父】
生きていると、必ず「死」が誰にでも訪れます。
私の祖父母たちは今この世にはいません。
つまりあの世へ旅立ってしまったということなのですが、父方の祖父は私が小学生のときにガンで亡くなりました。
厳格で寡黙な祖父でしたが、私たち孫の心配をいつもしてくれていて愛情を感じていました。
飛行機で会いにいく距離で、なかなか会えなかったので、お手紙を送ったりしていました。
祖父が亡くなった日の朝、小学生だった私の弟がこう言ったのです。
「おじいちゃん、夜に枕元に来てたね」
「えっ!来てくれてたの?」
「ここに立ってたよ」
当時、小学生だった私と弟は布団を並べて寝ていました。
弟は当たり前のようにこう言うので、不思議と怖いと思いませんでした。
祖父は最後にお別れを言いに私たち孫に会いに来てくれたのです。
あの世とこの世に物理的な距離は関係ないんだな、と思った瞬間でもありました。
火葬のあと、一緒に燃やした10円玉は今も大切に私のお財布に入っています。
【9時間かけて祖母に会いに行った夜、風もないのにロウソクの炎が大きく揺れる】
母方の祖母が亡くなった日は祖母自身の誕生日でした。
この日、飛行機で葬儀に向かうことになっていたのですが、北海道の冬。
飛行機は欠航となったのですが、何としてでも駆け付けたかった私は別のルートで9時間かけて行くことにしました。
ギリギリ間に合う時間で急いで喪服に着替えて祖母のところへ。
眠っているみたいでキレイな顔をしていました。
叔母が
「ほら見て、風もないのにロウソクの炎がこんなに揺れてる、来てくれて喜んでるよ」
と言ってくれました。
亡くなっても故人は何かしらの合図を送ってくれてる、と思った瞬間でもありました。
【あとがき|命日占いからわかる故人とあなたの10個のそれぞれの物語とは】
祖父母たちが亡くなる直前、直後、必ず孫の私たちに会いに来てくれました。
亡くなったことを受け止めるには時間が必要です。
初七日、四十九日、一周忌、、。
悲しみを癒すために、身近な人と悲しみを分かち合い、故人を偲ぶ(しのぶ)仏教の法事と法要があります。
そして「命日」というのは仏教の言葉。
思い出すだけで今も涙が溢れてしまうことがあります。
でも、故人を思い出すということは故人への愛情表現だということ。
「誕生日」はあなたがこの世に生まれた日。
「命日」はあの世に旅立つ日。
この「命日占い」では故人の命日とあなたの誕生日から10個の物語が導き出せます。
- 一心同体
- 未来列車
- 繋がる手
- 北極星
- 天の川
- こだま
- 合奏
- パズル
- 真っ白な紙
- 天空の目
この10個の物語からわかることはそれぞれの物語が持つ意味です。
命日が残した、あなた自身の「課題」
命日が残した課題を解く「鍵」
故人からのサインの届き方。
悲しみに飲み込まれそうになったときは?
あなたと故人、この世とあの世の繋がりはこうして強くなる。
「占い」の語源は「裏(うら)」=目に見えない心。
星の配置は「あの世」と「この世」がシンクロしています。
きっとこれからも沢山の出会いと別れがあると思います。
そんなとき、またこの本を開きたくなるでしょう。
今、喪失感でいっぱいの人にもこの本を読んでみて欲しいなと思います。
故人との絆が切れたわけじゃない。
紡ぎ直し。
泣いてなんかいられない。
今という時を前を向いて大事に生きよう。
きっとそう思えるはずです。
これからはじまる故人との絆、物語の真実がそこにあるのかもしれません。
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