こんにちは、アユ美です♪
前回の親子コラムではママ友たちと参加したPTA講演会「子供を伸ばすために親ができること」での男の子脳と女の子脳について書きましたが、今回もその続きで私なりにまとめたことをまたシェアしていきたいと思います☆
今回のテーマは
「やる気スイッチ」
についてです。
大人でもそうですが、子供にも
「やる気スイッチ」
があります☆
やる気が出ないときってどうしてもありますよね。
そこで問題なのが、
「どうしてやる気がでないのか?」
「やる気スイッチを自分で押せないとき、親がやる気スイッチを押してあげたほうがいいのか?」
その場合、
「どこまでやってあげたらいいのか?」
「何でもやってあげるのは子供の自立心の妨げにならないのか?」
というところが親としては気になるところですよね。
- 【「言葉の工夫」「方法の工夫」で、やる気スイッチは親がいれてあげること】
- 【子供のやる気と自己肯定感を同時に育てる具体的な「言葉の工夫」「方法の工夫」】
- 【できないことを否定的に叱るよりも、やってあげることで出来るようになることは多々ある】
- 【あとがき】
【「言葉の工夫」「方法の工夫」で、やる気スイッチは親がいれてあげること】
結論から言いますと、子供のやる気スイッチは親がサクッと(ときには根気強く)押してあげるのがよいです。
子供が自分でやる気スイッチをONにできるときというのは
自己肯定感があるのが前提☆
自己肯定感とは自らの価値や存在意義を肯定できる感情
子供に比べてもちろん大人の方が圧倒的に経験も知恵もありますよね。
こんなときこそ親の出番で
- 言葉の工夫
- 方法の工夫
で子供のやる気を引き出してあげることでスムーズにやる気スイッチが入ります☆
親が子供をリスペクトしながら、やる気スイッチをうまく押してあげることで、自己肯定感も同時に育つことになるのです☆
【子供のやる気と自己肯定感を同時に育てる具体的な「言葉の工夫」「方法の工夫」】
例えば「言葉の工夫」であれば
- 「~するといいよ」
- 「~してくれるとうれしいな」
- 「~できているね」
- 「がんばっているね」
など共感してあげながら、背中を押してあげる感じですね☆
「方法の工夫」であれば、
やりやすいようにできる工夫をしてあげる☆
例えば
学校から帰ってきて、玄関にランドセル置いてすぐに友達と遊びに行っちゃったりするときがありますよね。
そんなときはだいたい暗くなるまで帰って来ない、、(笑)
親としてはランドセルの中身も確認せず、宿題やら手紙のことなど気になると思いますが、そこで「方法の工夫」で学校から帰ってきたら、まずランドセルの中身を全部出してから遊びに行かせること。
遊びに行って帰ってきて疲れて
「宿題やりたくな~い」
っていうとき、もしくは遊びに行く前に、プリントの一文字だけまず書かせておく。
出来れば本人が自分でやる気スイッチを押せるように、その最初の取り掛かりを親がサポートしてあげることで、その後の取り組みが子供自身でスムーズに出来るようにやってあげることも親ができることのひとつです☆
ここで親としてまた疑問に思うのが
「やってあげることは子供の自立心の妨げにならないのか」
ということです。
【できないことを否定的に叱るよりも、やってあげることで出来るようになることは多々ある】
子供を叱るときの状況って色々あると思うのですが、、
例えば
- 朝、なかなか起きないので起こしてあげたりしていると、いつまでも自分で起きれるようにならない
- 片付けが出来ないのでやってあげると、いつまでも片づけられない
などの場合、毎日のことだとついつい叱ってしまうこともあると思うのです。
「早く起きなさ~い!遅刻するよ!」
「散らかり過ぎ!片づけなさ~い!」
でもこんな風に否定的に叱り続けていると、子供はますます苦手意識を持ってしまい、やる気を失ってしまうのですね。
「起きようと思っていたのに、、」
「片づけようと思っていたのに、、」
言い訳に聞こえる!と思ってしまうときもあるかもしれませんが、
でもそのうち成長と共に出来るようになることがたくさんあるのです。
我が子の場合であれば、
「片づけ名人だね!」
などと声掛けしていたら、いつのまにか私よりキレイに片づけ出来るようになっていたりして、ビックリしたことがあります。
(いつの間にこんなにキレイに私よりも!!片づけ出来るようになったんだろう!?)
それはきっと親の片づけの姿を見ていたり、親も子供と一緒に片付けすることによって、子供なりにさらに自分でも片付けの工夫ができるようになって、親の上を行く片付け方法を習得したのかもしれない!なんて思います☆
余談ですが、、一番キレイに片付いている日、それはクリスマスの前日!!(笑)
私「今日はものすごくキレイだね!」
子供「うん♪サンタさんにお手紙とお菓子も置いておかないとね♪♪」
私「そうだね(笑)」
毎日、、とはいかなくても、余裕があるとき、たまにでもこんな日があると親としても子供の成長を感じられますよね。
もちろん子供によって、苦手なこと、得意なことってあると思うのです。
苦手なこと、出来ないことを叱り続けるよりも、親も一緒にやってあげることは自立心の妨げにならない、というのは本当かもしれない、と思ったのでした☆
【あとがき】
最後までお読みくださり、ありがとうございます*^^*
今回は子供のやる気スイッチについて触れてみました。
最近
「レジリエンス」
という言葉をよく耳にしませんか?
この「レジリエンス」、企業の面接担当の人などが、採用するときに重点を置いたりすることが多いそうですが、
「困難や逆境からの回復力や復元力、弾力性」
というような意味で、
「レジリエンスを高める」
などとも言ったりしますが、これは自己肯定感も大いに関係していると思います。
親や周りの人との前向きな関わり、共感力によって、自分には出来ると思えたり、ネガティヴな気持ちを長引かせない、何かあっても大丈夫と思えるような考え方を育てるのは、まずは日常生活でのやりとりからなんだろうと思います。
子供に不必要な苦手意識ややる気を失うような言葉掛けをしたり、誰かと比べることなく、子供を褒めてリスペクトしていくことを大切に、同時に自己肯定感を高めていけるような、前向きなやる気を育てられたらいいなと思うのでした☆