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「香育(こういく)」
とは子供たちに向けた香りの体験教育のこと。
植物の恵みである精油(エッセンシャルオイル)の香り体験を通して、五感のひとつ「嗅覚」に意識を向けて、豊かな感性や柔軟な発想を育むとともに、人と植物の関わり、自然環境の大切さを伝えること。~日本アロマ環境協会より抜粋~
土の香り、花の香り、自然の香りを感じることは心と身体を元気にしてくれます☆
今回はアロマテラピーアドバイザー&環境カオリスタからの視点で記事にしていきたいと思います(*^^*)
\ヒノキの香りで森林浴/
- 【五感(味覚、聴覚、嗅覚、視覚、触覚)を日常生活のなかに感じることの大切さ】
- 【「香り」をいつでもどこでも手軽にとりいれられる精油(エッセンシャルオイル)の特徴】
- 【五感に心地良いライフスタイルを見つけることが香育(こういく)の効果に繋がる】
- 【あとがき】
【五感(味覚、聴覚、嗅覚、視覚、触覚)を日常生活のなかに感じることの大切さ】
「香り」の影響ってじつはとても大きいのです。
私たちが生まれつき持っている五感(味覚、聴覚、嗅覚、視覚、触覚)。
この五感があるからこそ、
例えば
料理を「美味しい」と感じたり、
音楽を聴いて「すてきな曲だな~」と感じたり、
香りを嗅いで「いい香り」と感じたり、
ふと見た景色を「美しい」と感じたり、
何かに触れた感触を愛でたり楽しんだり、、。
日常生活のなかでも色んな五感を感じながら過ごしています。
この五感を満たすことで、心と身体が癒されたりします☆
五感、鈍っていませんか?
家に居ても、外に居ても、情報過多な時代。
脳が疲れていると五感も鈍ってきます。
そして五感が鈍っていると脳も疲れてきます。
とくに外出自粛が続いたせいもあり、本来持っている五感が鈍っている人も多いのではないでしょうか。
例えば「自然」
自然のなかで、四季折々を感じながら、持ってきたお弁当を広げて食べながら、鳥のさえずり、川のせせらぎを聞きながら、土や植物の香りを嗅いで、豊かな景色に魅了され、虫や花や色々なものに触れてみたり、素足で芝生の上を歩いてみたり、、。
たったこれだけ、とってもシンプル!で心と身体のエネルギーが充電されます☆
(私も体調不良のとき、子供たちと緑溢れる公園に数時間行ったあと、いつのまにかすっかり体調回復して元気になったことは一度だけではありません※疲れるほどの無理は禁物ですよ☆)
そしてこの五感のなかの嗅覚で感じる「香り」は、豊かな感性と柔軟な発想を育むために重要な役割があります。
家に居ても、外に居ても「香り」はいわば強制的に!(笑)脳に信号を送ってくれるので、一瞬で五感を刺激してくれることになるのです。
【「香り」をいつでもどこでも手軽にとりいれられる精油(エッセンシャルオイル)の特徴】
リラックスやリフレッシュ、美や健康目的で広く使われている精油(エッセンシャルオイル)☆
香りを楽しみ活用することで、人の心や身体に部分的にではなく、ホリスティック(全体的)に働きかけて作用するのがアロマテラピー。
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花はもちろん、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然素材であり、そしてそれぞれの機能を持っています。
まずは自分の好きな香りを見つけること。
それでその香りのイメージを言葉にしてみる。
例えば私の子供たちは柑橘系の香りが好きです☆
「どうして?」
と聞いてみると
「さわやかで元気になるから」
自分が心地良いと思える香りこそ、今の自分にとって必要な香りであるということ(*^^*)
日によって違うかもしれないし、シチュエーションによっても香りの好みは変わるかもしれない。
その「香りのイメージレッスン」の体験の積み重ねが、子供の感性を豊かにして発想を柔軟にすることに繋がります。
「なんでこの香りが好きなんだろう?」
「なんでこの香りが嫌いなんだろう?」
「この香り、元気になる!」
「この香り、落ち着く」
香りが記憶に残ることもありますよね。
その香りを思い出したとき、香りにまつわる記憶がよみがえるような経験をしたことがありませんか?
プルースト効果
ともいいます。
それが良い思い出なら、その香りごと好きになってしまいますよね☆
自分にとって心と身体を癒すような心地よい作用を香りが働いてくれたということになります。
それだけ香りって人の脳裏に焼付くほどに、記憶に訴えかけるほどに、記憶と強いつながりを持っていて、感性と発想を磨く五感のひとつなのです。
精油(エッセンシャルオイル)には色んな香りがありますから、きっと自分が好きな香りが見つかるはず☆
【五感に心地良いライフスタイルを見つけることが香育(こういく)の効果に繋がる】
嗅覚を鍛えるためにはいろいろな匂いに触れることがよいとされています☆
その匂いに触れてみなければ好きか嫌いかもわからないですからね。
そして五感を磨くコツとして
- いろいろなことに興味を持つ
- 物事に対して具体的な感想を持つ
- 自分の感情に素直になる
- 何事にも時間をかけて楽しむ
- 物の感触を確かめてみる
このことを意識して日常のなかで心掛けることで五感が研ぎ澄まされて新しい沢山の気付きが生まれるかもしれません。
五感が喜ぶことをたくさん見つけたいですね♪
【あとがき】
最後までお読みくださり、ありがとうございます(*^^*)
皆さまには心地よい香りの記憶はありますか?
子供のとき、そして大人になってから、思い出す香りが誰にでもあるかもしれません☆
香りひとつでこんなにも心と身体に作用するなんて、普段あまり意識されていない方も多いかもしれませんね。
五感って使わないと鈍るものです。
日常生活のなかに溢れている「香り」も意識して取り入れてみることで、心と身体に作用する豊かさが全然違うものになるかもしれません。
まずは自然の香りを身体中に感じてみることをおすすめします(*^^*)
ハーブや植物を育ててみるのもいいですね♪
子供も大人も香りの記憶と効果の体験で豊かな感性と柔軟な発想を育んでみませんか☆