◆◆◆自分磨きで女性の幸せを引き寄せる♪花屋さんのマイストーリー(全11話)◆◆◆
面接の日を心待ちにしていた私♪
いつもより朝早く目が覚めました。
(思い切って電話してみて良かった~(*^^*))
そして、、
少し早く着いた事務所の前でドキドキと胸が高鳴るのでした♪
いよいよトマムさんとの面接が事務所の待合室のような場所で行われることになりました。
トマムさんは私よりも一回りほど歳が上だったでしょうか。
清潔感のある真っ白なシャツと、遠くの人混みのなかにいてもすぐにわかるような背の高さが印象的で、穏やかに微笑みながら階段を下りてきたのでした。
トマムさん「こちらにどうぞ」
私「宜しくお願いします」
トマムさん「電話でもお話しましたが、今募集はしていないんですよ」
私「はい」
トマムさん「あなたの他にも沢山面接待ちの優秀な人達がいるんですよ、、200人位。」
私「200人ですか!?、、は、はい、待ちます、、」
内心ひるみましたがw
どうしてもお花屋さんで働きたい&若さ故(すでにアラサーでしたがw)の根拠のない自信に満ち溢れていたので、
(私を採用しないと損すると思う!!)
ぐらいの強気な態度で終始臨んでいたと思います。
今思えば、
誰が何を損するのかわからないw
と自分自身に突っ込みたくなりますが、、
でもこれくらい意欲に溢れていたのです(*^^*)
、、とここから私はなぜかいきなりトマムさん節炸裂ペースに巻き込まれることになり?初対面なのに私が嫌いな「お前呼ばわり」されることになります(+_+)
トマムさん「お前な~!!本気なんだろうな!?」
私「はい、本気です(、、今「お前」って言ったよね?初対面なのにお前呼ばわりされたくない(-_-メ)」
トマムさん「お前、恋愛も結婚も絶対するなよ!!」
私「、、わかりました」
このときの私はもう仕事は好きなことをするなら年齢的にも今しかないという気持ちと、恋愛もしばらくはしたくない、と完全に仕事モードになっていました。
恋愛も結婚も、、は極端ですが、トマムさんは私の本気度を確認させるような言葉をかけてくれたのだと思いました。
トマムさん「素直で明るい26歳!!」
私「・・・!?(突然なに!?)」
トマムさん「お前ぜっったい頭角あらわせよ!!」
私「は、はい。(と、頭角ですか!?wどこで?そして難易度、高すぎませんか?w)」
トマムさん「キツいぞ!!」
私「はい」
トマムさん「お前のお母さんとも話したんだからな!!」
私「・・・(どんなこと話したんだろ?w)」
えっと、、つまり採用ってこと??
お花に関しては習い事程度で私にとってはまったくの未知の分野。
(お花屋さんの経験も何もない私を見込んでくれてトマムさんが拾ってくれた)
その恩は絶対に返さなくては!!との思いでいました。
トマムさんの独断で採用してもらったのも事実です。
自分で好きで選んだ道だから
- 絶対に愚痴は言わない
- 人一倍努力すること
この二つをこの時、自分のなかで固く決意しました☆
そして面接のあと、成り行きでトマムさんと二人で近くの洋食屋さんのランチに行くことになったのですが、ここでトマムさんの苦労話を聞かされ、私が号泣させられることになりますw
周りはランチ客で賑わっていて、さすがにトマムさんも困ってました(+_+)
周りから見たら別れ話のもつれかなんかで私が泣かされている、、という風にうつったかもしれません。
泣きながらオムライス食べたのはじめてかもw
それと同時にトマムさんに即採用してもらったのが嬉しくて、最後は色んな涙が混ざっていたように思います。
それにしても初対面のトマムさんとの出会いは私の人生の恩人、といっても過言ではないくらい感謝しているひとりなのです☆
▶▶▶第3話へつづく☆☆☆