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学問の神様といえば、丑年の丑の日、丑の時刻にお生まれになったという菅原道真公。
全国の天満宮には道真公の御使者として丑の像が祀られています。
仙台の榴岡天満宮(つつじがおかてんまんぐう)にも「撫で丑」が祀られています。
私が参拝に行った日(1月の第3週)は雪が舞い散る寒い日で、まだ蕾も固く咲いてはいなかったのですが、榴岡天満宮には仙台で一番に咲くことでも有名な梅の木が撫で丑の後ろにあります▼
※節分の日の今日(2/2の節分は124年ぶりだそうです)、早朝に子供たちを学校に送り出してから急いで車を走らせ咲きはじめた梅の写真を撮ってきました(やっぱり咲いた梅の花が見たかったので☆)節分だったため、お賽銭箱のところに1人3袋までと書かれた福豆も置いてありましたので頂いてきました。(毎年2月の第一土曜日に行われている「豆まき」は2021年は中止となっています)
咲きはじめた梅の花(2021/2/2節分の日)▼
福豆は1人3袋まで▼
また境内には松尾芭蕉も参拝したことから、20もの歌碑や句碑が並んでいますので、そちらも思いを馳せながら眺めてみてはいかがでしょうか。
- 【榴岡天満宮の御祭神と御利益】
- 【難関突破!一方通行の合格の輪(茅の輪くぐり)】
- 【本殿向かって左側には「優の丑の親子」右側には「勇の丑」】
- 【鷽(うそ)替え神事】
- 【12年に一度の丑年の梅の花咲く見開き御朱印】
- 【榴岡天満宮の場所と駐車場】
【榴岡天満宮の御祭神と御利益】
御祭神は菅原道真公(天満大自在天神)
- 合格祈願
- 学業上達
- 安産賢子
- 児童守護
- 道中安全
などのご利益があるといわれています。
学生時代、仙台に住んでいたので榴岡天満宮にはよく参拝に来ていたのですが(おかげさまで合格出来ました)その後、関西にしばらく住むことになり今回20年ぶりくらいに訪れましたが、やっぱりあらためて何度も訪れたくなるような良い気が巡っているところだなと思いました。
梅の花の絵馬もあります▼
仙台でも2/2から私立の高校受験がはじまりました。
受験生の皆さまは人生のうちに何度かあるうちのひとつの大事な節目となる時期ですね。
昔から節分の日から新しい年に切り替わるともいわれています。
新たなスタートをどうか笑顔で迎えられますように。
【難関突破!一方通行の合格の輪(茅の輪くぐり)】
茅の輪くぐりといえば、8の字を描きながら通るのが慣わしとなっていますが、こちらの榴岡天満宮の茅の輪くぐりは一方通行になっています▲
【本殿向かって左側には「優の丑の親子」右側には「勇の丑」】
本殿向かって左側には「優の丑の親子」がいます▼
こちらは親子団欒で幸福を授ける撫で丑になります。
丑の親子の周りには月が書かれています。
自分と家族の生まれた月を触り、撫で丑を撫でてみてください。
- 無事合格
- 英才開花
- 親子安全
- 子孫繁栄
などのご利益があります。
本殿向かって右側には「勇の丑」がいます▼
勇猛果敢な邪気を払う撫で丑になります。
丑の周りには干支が書かれています。
自分の干支に触れ、撫で丑を撫でてください。
ご利益は
- 合格必勝
- 学業上達
- 連戦連勝
- 成績向上
などのご利益があります。
【鷽(うそ)替え神事】
九州の太宰府天満宮を始めとする全国の天神様で行われる特殊神事。
榴岡天満宮では鷽替え特別祈願が
- 1/14 午後3時・5時・7時
- 1/25 午後3時・4時・5時
に行われ、この日に限り
「鷽の一刀彫」
が授与されます。
「鷽の一刀彫」の袋のなかには真っ赤な鷽が数十羽、羽を休めているそうです。
鷽の一刀彫は、午前9時より授与開始となっていて、すべての鷽が羽ばたき次第終了となっています。
「真っ赤な鷽」
は、悪しき事を
「真っ赤な嘘」
に替えて、さらなる幸運を運んできてくれるといわれています。
【12年に一度の丑年の梅の花咲く見開き御朱印】
「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」
菅原道真公が都から左遷されたときに梅の木を前に詠んだとされている和歌が書かれた榴岡天満宮の見開きの御朱印は華やかです。
【榴岡天満宮の場所と駐車場】
仙台市の観桜地としても有名な榴ヶ岡に鎮座する「榴岡天満宮」
仙台市街地からも近いです。
■場所
〒983-0851
仙台市宮城野区榴ヶ岡105-3
■お問合せ
022-256-3878
JR仙石線 榴ヶ岡駅より徒歩3分
駐車場(無料)もあります。
近くには広く大きな榴岡公園もあり、例年はお花見の時期はとくに賑わっていて、お子さま連れにもおすすめの場所です。
(榴岡公園の駐車場は少ないのと有料となっているので、出来れば交通機関を利用するか、早い時間がおすすめです)
これからの時期は見事な梅や桜(2021年の仙台の桜の開花予想は4/3)の花も楽しめます。
日本全国の天満宮の総本社でもある京都の北野天満宮の梅苑に行ったときの、咲き誇る梅の花をお茶菓子を頂きながら眺めた写真もありました(2018年)▼
最後までお読みくださり、ありがとうございました(*^^*)