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自分の伝えたいことを言葉にするとき、その言葉を受け取った人は自分の真意とは違う受け取り方をすることって当然ながらありますよね。
もしかしたらそちらのほうが多いかもしれません。
1人として同じ人がいないように、受け取り方も十人十色です。
「有り体(ありてい)」
とはありのままに言うこと、嘘、偽りのないこと、本音というような意味ですが、日常ではあまり使わない言葉かもしれませんね。
言葉は人の内面を映し出すもので、出来れば悪い言葉よりも良い言葉を使いたい。
「本音と建前」
という言葉があります。
普段私たちは多かれ少なかれ本音と建前を使い分けて人と接していると思います。
日本人はとくにビジネスシーンでも本音と建前を使い分けています。
気心の知れた相手であっても、気を使ってありのままに言うことのほうが難しいときもあるかもしれない。
だけど
本音と建前を当たり前のように使い分けて、そのことに慣れてしまって、なんとなくその場をやり過ごすように生きていると、本当に自分の好きなこと、やりたいことが分からなくなってしまいます。
自分の進んでいきたい方向性を見失ってしまうのではないかと思うのです。
ある人に言われた言葉があります。
「人は本音と建前を使い分けて生きていて、人には大きく分けて3種類の人間がいる。
・言わなくてもわかる人
・言ったらわかる人
・言ってもわからない人」
その人はそう捉えていました。
捉え方は十人十色です。
そうかもしれないし、そうでないかもしれない。
私が思ったことは
公私共に本音と建前が違い過ぎると、思っていることとは違う言葉をいつも発してしまうのが当たり前になってしまうことに自分では気付けなくなってしまうと思うのです。
本音と建前が違い過ぎると、いくら丁寧に言葉を取り繕っても、言葉が長いだけで伝わらず、誤解を受けてしまうことが多くなる。
例えば
誰かの為だと思って発した言葉でも、実は相手の為ではなくて、その人自身のエゴだったり都合がよかったからかもしれない。
言葉って難しいです。
でもだからこそ、言葉は人を元気づけたり、勇気づけたり、忘れられない一言になったりするし、「言霊(ことだま)」という言葉もあるように、言葉には魂が宿っているし、人を動かすチカラがある☆
簡単にネガティブな言葉やマイナスな言葉を発しないほうがいい。
誰かに自分の思いを相手の心に届くように伝えたいと思ったときは、私は出来るだけ丁寧に、でも簡潔に飾らずにシンプルに伝えることを心掛けるようにしています。
もちろんそれでも真意が伝わらないことはあります。
受け取り方は十人十色で自由ですからね。
でも大切な関係を築いていきたい相手なら、本音と建前を使い分けることはやめたほうがいい。
本音と建前を使い過ぎていると、自分にも嘘、偽り、ごまかしを重ねていくことにもなりますし、そのことによって心身のバランスが崩れてしまう人も何人か見てきました。
自分に正直に生きていくことは心身のバランスを整えることにも繋がります。
自分に正直に生きていく、とは言っても、自分勝手に生きていくという意味ではなくて、それは自分なりに言葉をより丁寧に心を込めて紡いでいくことで繋がる関係を大切にしていきたいということです☆
「本音と建前の関係」
じゃなくて
「有り体(ありてい)に言える関係」
日常生活やビジネスシーンでも
「有り体にいえば、、」
なんて言葉を普通に使ってみたい。
ありのままで言える関係、そして前向きな言葉、美しい言葉、明るくなる言葉、良い言葉を自分にも他人にもたくさん言えるようになれたら、その相手とも良い関係を築けるのではないかなと思います(*^^*)