
夏の仙台を彩る「第80回仙台七夕まつり」。
2026年も8月6日から8日まで開催され、仙台市内の商店街には色鮮やかな七夕飾りが並び、多くの人達で賑わっていました。
今回は実際に街を歩きながら見てきた七夕まつりの様子を、写真とともに振り返ります。
- 【仙台七夕まつりはなぜ8月?】
- 【仙台の街を歩いて七夕飾りを楽しむ】
- 【復興を願う、藤崎前の「折り鶴」の七夕飾りは必見】
- 【「ハイキュー!!」や「薬屋のひとりごと」の吹き流しも】
- 【写真で振り返る過去の仙台七夕】
【仙台七夕まつりはなぜ8月?】
七夕といえば7月7日というイメージがありますが、仙台七夕まつりは毎年8月6日・7日・8日の3日間に開催されます。
その理由は、諸説ありますが仙台七夕が昔の暦である旧暦の七夕を大切にしているからです。
現在の暦にそのまま当てはめるのではなく、旧暦の季節感に近づけるため、1ヶ月ほど遅らせた8月に開催されています。
仙台七夕の歴史は古く、江戸時代に仙台藩士・伊達政宗が七夕を奨励したことから、仙台の年中行事として発展したといわれています。
【仙台の街を歩いて七夕飾りを楽しむ】

今回訪れたのは、仙台駅から続くアーケード街。

まずはクリスロード商店街を歩き、続いてマーブルロードおおまちへ。
クリスロード商店街で「金賞」を受賞した水晶堂さんの吹き流しで、色のグラデーションが綺麗で下に行くほど濃くなっていきます▼▲

通りごとに趣向を凝らした七夕飾りが並び、歩いているだけでも楽しめます。
クリスロード商店街「銀賞」の阿部蒲鉾店さんの吹き流しです▼

水晶堂さんと阿部蒲鉾店さんの七夕飾りは、毎年、金賞・銀賞を競い合う両店ですが、今年は見事、水晶堂さんに軍配が上がりました。
どちらも趣向を凝らした豪華な七夕飾りで、毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
来年はどちらに栄冠が輝くのか、今から楽しみですね。
大きくて華やかな吹き流しは、仙台七夕ならではの迫力。
飾りの色やデザインもひとつひとつ違うので、写真を撮りながら見て回るのもおすすめです。
【復興を願う、藤崎前の「折り鶴」の七夕飾りは必見】

次はマーブルロードおおまちへ。
ぶらんどーむ一番町とマーブルロードおおまちのアーケードが交差する所に飾られる七夕飾りは圧巻です▼

仙台七夕でぜひ見ておきたいのが、藤崎前に飾られる仙台市内の児童生徒による故郷復興プロジェクト、復興折り鶴飾りです。
震災復興を願う約7万8000羽の折り鶴。
たくさんの折り鶴がひとつの大きな飾りとなっていて、子どもたちの思いが込められた温かさを感じます。
2026年、外側からと内側からでは見え方が全然違います▼

豪華な七夕飾りとはまた違った魅力があり、仙台七夕を訪れたらぜひ見てほしい場所のひとつです。

〜過去の復興折り鶴飾りを少し〜
2019年はカラフルですね▼



2023年はピンク色で可愛らしいです▼


2024年は水色で涼しげです▼


藤崎前の折り鶴飾りは、まるできらめく光に包まれているような華やかさ。
色とりどりの折り鶴が一面に広がり、見上げると七夕の光が降り注いでくるような美しさです。
【「ハイキュー!!」や「薬屋のひとりごと」の吹き流しも】

伝統的な七夕飾りだけでなく、人気漫画をモチーフにした飾りを見つけるのも仙台七夕の楽しみです。

今回は、マーブルロードおおまち商店街で漫画・アニメで人気の「ハイキュー!!」や「薬屋のひとりごと」をモチーフにした吹き流しも見ることができました。

昔から続く伝統と、今の時代の人気作品が一緒に街を彩っているのが、仙台七夕のおもしろいところでもあります。
他にも「ちいかわ」「この素晴らしい世界に祝福を!」「文豪ストレイドッグス」「ふつつかな悪女ではございますが」「Re:ゼロから始める異世界生活」など人気のアニメキャラクターなどの吹き流しもありました。
【写真で振り返る過去の仙台七夕】

2019年ポケモンの吹き流し▼

2023年カルディの吹き流し▼

2023年こけしのしまぬきの吹き流し▼

仙台七夕まつりは、長い歴史を受け継ぎながらも、その時代らしい新しい魅力が加わっています。
2023年藤崎前▼

2024年藤崎前▼

8月6日から8日までの3日間、仙台の街が七夕一色になるこのお祭り。
市内29の商店街には約1400本の七夕飾りが設置され、訪れた人の投票で七夕飾りのグランプリが七夕最終日に決まりますが3年連続でサンモール一番町商店街のボタンのムツミヤさんが選ばれました。
ボタンのムツミヤさんの七夕飾りは東日本大震災、そして熊本地震の復興への祈りを込めて不死鳥を飾り付けた吹き流しとなっていました。
不死鳥には、震災からの復興や再生、そして未来への希望が込められています。
今年も仙台の街が七夕飾りで彩られ、夏らしいにぎわいを楽しむことができました。
また来年も、素敵な七夕に出会えますように。