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初夏に味わいたい梅の和菓子食べ比べ|若桃のくず菓子・青梅大福・紀州南高梅グラッセ

初夏の気配が少しずつ濃くなる頃、爽やかな酸味とやさしい甘さを感じる「梅」のお菓子が恋しくなります。

今回は、そんな季節にぴったりの梅を使った和菓子として、「青梅大福」と「若桃のくず菓子」と「紀州南高梅の梅グラッセ」の3種類をご紹介します。

【青梅の爽やかさを閉じ込めた「青梅大福」】

まずひとつ目は「青梅大福」です。

やわらかな餅生地の中に、青梅の爽やかな風味を閉じ込めた和菓子です。

梅がまるごと入っています。

もっちりとした食感のあとに、青梅特有のキリっとした酸味とほのかな甘さが広がります。

白あんとの相性も良く、甘すぎず軽やかな後味が特徴です。

和菓子でありながら、どこかフルーツのようなみずみずしさがあり、冷たい緑茶と合わせるとより一層引き立ちます。

すっきりとした甘味を求める人におすすめです。

また見つけたら購入したい一品です。

同じものではないですが、青梅大福▼

【涼やかな彩りを添える山中石川屋の「若桃のくず菓子」】

梅の和菓子を楽しむなら、あわせて味わいたいのが石川県加賀市にある山中石川屋の「若桃のくず菓子」です。

若桃とは、まだ青く小さく未熟な梅の実のこと。

ころんとした愛らしい見た目と、みずみずしい酸味が特徴です。

その若桃を、つるんとした葛生地で包んだくず菓子は、見た目にも涼やかで初夏にぴったりの和菓子です。

ひんやりとした口当たりと、やさしい甘さの中に広がる青梅の爽やかさが心地よく、暑さを感じ始める季節にぴったりです。

【梅の旨味が凝縮された小森梅選堂の「紀州南高梅の梅グラッセ」】

もうひとつは、和歌山にある梅の専門店、小森梅選堂の紀州南高梅を使った「紀州南高梅の梅グラッセ」です。

グラッセとは、果実を砂糖でじっくり煮込み、甘みを含ませて仕上げるお菓子のこと。

こちらは青梅大福とは対照的に、じっくりと時間をかけて甘みを染み込ませた上品な味わいが魅力です。

南高梅特有のふっくらとした果肉はやわらかく、噛むほどに甘酸っぱさと果実の旨みがゆっくり広がっていきます。

グラッセというと洋菓子のイメージがありますが、梅の持つ和の風味と合わさることで、落ち着いた大人のデザートに仕上がっています。

お茶請けとしてはもちろん、少量でも満足感があり、ゆったりとした時間のお供にぴったりです。

こちらの梅グラッセも気になります▼

【同じ梅でも異なる味わいの楽しさ】

この3つの和菓子は、同じ「」を使いながらもまったく異なる和菓子です。

例えるならば、青梅大福は爽やかで軽やかな「初夏の風」、若桃のくず菓子は「初夏の光を映したような涼やかさ」、梅グラッセはじんわりと甘さが広がる「熟した果実の余韻」のようです。

食べ比べてみることで、梅という素材の奥深さをより感じることができます。

【初夏のひとときを彩る梅の和菓子】

季節の移ろいを感じながら、こうした和菓子をゆっくり味わう時間は、日常の中の小さな贅沢です。

忙しい日々の合間に、冷たいお茶とともに一息つくだけで、気持ちも整っていきます。

初夏のひとときに、梅のやさしい酸味と甘さをぜひ楽しんでみてください。

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