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映画レビュー【ニュー・シネマ・パラダイス】映画館を舞台に年の差を超えた友情を描くノスタルジックな名作

1989年12月16日に公開され、アカデミー賞外国語映画賞を受賞しているニュー・シネマ・パラダイスを観ました。

ジュゼッペ・トルナトーレ監督はシチリア出身で、イタリア南部の地中海最大の島シチリアの村にある映画館パラダイス座が舞台になっています。

昔観た、また何度も観たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

ニュー・シネマ・パラダイスは年を重ねるごとに、観るたびに深みを増していくようなノスタルジックな名作です。

シチリアの街並み、透明度の高い海、時間がゆっくり流れるような南の島の空気感も心地良く感じられます。

 

【ニュー・シネマ・パラダイスのあらすじ|キャスト】

ローマ在住の映画監督サルヴァトーレのもとに、ある日故郷にいる母親から映写技師アルフレードが亡くなったと知らせがきます。

幼いころからトトは映画館パラダイス座の映写技師アルフレードを慕っていました。

その知らせをきっかけに幼き日のトト(サルヴァトーレ)は30年ぶりに故郷に帰ってきますが、パラダイス座は閉館となっていました。

主なキャストは

・アルフレード(フィリップ・ノワレ)
・サンヴァトーレ(ジャック・ペラン)
・サンヴァトーレ青年時代(マルコ・レオナルディ)
・サンヴァトーレ少年時代(サルバトーレ・カシオ)
・アネージェ・ナーノ
・イサ・ダニエリ
・プペラ・マッジョ
・アントネラ・アッティーリ
・レオポルド・トリエステ

【数々の名言と年の差を超えた友情|音楽はエンニオ・モリコーネ「愛のテーマ」】

ノスタルジックな映画の音楽「愛のテーマ」も耳に残ります。
いくつかの名言も心に残るものがありました。

30年ぶりに出会えた息子に母親が

「お前に電話するたびに違う女性が出るけれど、まだ本当にお前を愛している声には出会えていない」

会えない時間は長かったけれど母親だからこそわかるし、母親って誰も気付かないような小さなことにも気付くものです。
トトの初恋はきっと生涯忘れることがないでしょう。

アルフレードがトトに言った言葉。

「何をするにしても自分のすることを愛せ。子供の頃、映写室を愛したように」

映画館を通して芽生えた二人の友情をあらためて強く感じる愛のある言葉だなと思いました。

「人生とはお前が観た映画とは違う。人生はもっと困難なものだ」
「言葉ではなく、自分の目で見たことを信じろ」

年の差がある二人だからこそ、トトよりも人生の先を歩いているアルフレードがトトへ映画の中ではなく、自分の人生を生きろというメッセージも伝わってきました。

年の差友情の魅力

・違う人生経験を補い合う

・利害関係が薄く、本質的な関係になりやすい

・価値観の違いを楽しめる

などがあると思います。

アルフレードがトトに残した形見のフィルム。
どんなフィルムだったのでしょうか。

そのフィルムの上映を観たときに、あらためてアルフレードとトトの強い絆を感じました。

年の差がある友情って素敵だなと思いましたし、年の差を超えた本物の友情に心が温まりました。

地中海の青い海、イタリア南部のシチリア島の風景も美しかったです。

 

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