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光と影の影絵の世界。
藤城清治さんの影絵の世界に魅せられて、すぐにファンになってしまいましたが、そういえば小さい頃、キツネや犬や猫やハトなどを手で形を作って天井や壁などに映して影絵を楽しんでいたのを思い出しました。
一度は手影絵を作ったことが皆さまもあるのではないでしょうか♪
影絵をみたとき、想像力や知的好奇心をかきたてられるような世界観が好きです。
※写真は藤城清治さんのポストカードたくさん集めてみました♪旅行などに行くとポストカードをついつい買ってしまいます(*^^*)
光を当てて影が浮かび上がったときの
「どんなものを映しているんだろう?」
「どうやってこの影は出来たんだろう?」
「どんな人なんだろう?」
影だけ見てたときには気付かなかった部分に光を当てたとき何が見えてくるんだろう?と。
意外なものが見えたときの驚き☆
物事の表面だけではなくて裏側まで見えたときに、その物事の本質が見えてくることもあるかもしれませんね。
ただ光と影を楽しむだけではなくて、想像力を養うことにも繋がるのではないでしょうか。
影絵にはそんな魅力や楽しみ方もあるのではないかと思わせるのが
藤城清治さんの影絵の世界☆
藤城さんは1924年生まれということですから御年96歳!!
「木馬座アワー」が爆発的人気となって、とくに「ケロヨン」というかえるのキャラクターは有名ですね。
ニューヨークやワシントンなどでも展覧会を開催されてました。
「ぶとう酒びんとふしぎな旅」
◆◆銀河鉄道の夜 / 宮沢賢治/原作 藤城清治/影絵と文 / 講談社
これは藤城さんが86歳のときに初めての絵本として選んだアンデルセンの名作を描き下ろしたもの
最初に絵本として出たときは藤城さんが26歳のときで、当時はモノクロ。
藤城さんが50歳になったころ、この絵本をもう一度カラーで絵本にしたいと思ったんですね。
光と影に人生の万感を込めて。
万感とは一瞬で心に浮かぶさまざまな思い、感情など。
このお話はぶどう酒びんが色んな旅をするんです。
旅をする
とはいってももちろん勝手にぶどう酒びんが動くわけではなく、色んな人の手に渡り、旅をするように、ぶどう酒びんはその人の人生のほんのひとときを共にするんですね。
人生の喜びや楽しみ、悲しみや苦しみなど、人生の万感の思いが伝わってくる絵本です☆
最後までお読みくださりありがとうございます(*^^*)
コロナで今は光が見えなくて影しか見えないかたも沢山いらっしゃるかもしれません。
でも影があるということは、そこに光が当たったときにどんな世界がこれから見えてくるのでしょうか。
数年前に私の住んでいる美術館で藤城清治さんの影絵の展覧会が開催されて、何度か足を運んだことがあるのですが(ご本人にも一度だけお会いすることが出来ました!)藤城清治さんの光と影の世界をもう一度見たくなったのでした☆
コロナが落ち着いたら那須高原にある藤城清治美術館に行きたいな。